2008/04/18/Fri

15,435語
9歳のAllen Brewsterは部屋をすっかり暗くして、ベッドで頭から布団をかぶり、懐中電灯をつけて書き物をしている。外には車が停まっていて、2人の男が家の中を窺っている。
事の発端はsience projectのテーマを人間光合成と発表したこと。クラスの皆は笑い、先生にはテーマを変更するように言われ、両親にも先生の言うとおりにしたほうがよいと言われた。
ものものしいタイトルと書き出し。なんで人間光合成の研究が国家機密に関わるのか。
sience projectだけに、途中までは9歳児にしては驚くほど科学的。理解のある祖父がいい味を出している。イラストも楽しい。
2008/04/10/Thu

6,300語
大統領と警察と軍隊の仲がよく、人々が警察嫌いな国。どこかにありそうな気がするが、人々が警察の質問にすっとぼけた答えをしたり、逃亡者を裏口から逃がしたりして、まんまとうまくいくところが楽しい。実在の国なら警察がこんなに手ぬるいわけはなく、もっと警戒態勢も厳しく(店の裏口ぐらい固めるだろう、ふつう)、市民を連行するなど気の滅入るような場面も出てくるはずである。
初めて読んだとき、どうも真犯人がはっきりしない、中途半端な終わり方だと思っていたら、巻末Activitiesラスト2問はそれを考えさせる問題だった。どの選択肢を選んでもやっぱりDinonの立場がないと思うけど。
2008/04/06/Sun

レコードの時代、コレクターズ盤LPを2点購入したことがある。ボッタクリ価格で音質はひどく、業者(と買った自分)が悪いのに、それ以来「ライブ盤は視覚を伴わないとツラい」と敬遠するようになった。
間違ってました!!!!! 私が悪うござんした!!!!!
始めから終わりまで涙が出た。音質も良く、スタジオ録音盤が霞んでしまうほどの名演奏である。
携帯プレイヤーの音質は良好だが、それでもMP3に圧縮して小さなヘッドフォンで聞いてはモッタイナイ。レンタルショップに返したら、中古でもいいから買って、直接CDプレイヤーからデカいヘッドフォンで聞きたい。
文句があるとすれば、「良質のマスタテープがあるんなら、もっと早く出せ、もっと出せ、出し惜しみすんな」ということだけだ。
30年くらい前に出してくれてたら、ボッタクリLPは買わず、ライブ盤に対する偏見も持たなかったろうな。
今秋の結成40周年記念、10年後の結成50周年(?!)に発売しようと何か隠し持っているんじゃないだろーなー。